一人暮らしをスタートすると、外食ばかりとは行かないので自炊の機会も増えるものです。毎日の食事はもちろん、ちょっとした休憩の時間やおやつ時などにあると便利なのが、電気ケトルになります。わざわざ鍋を用意して加熱する手間をかけることなく、必要なタイミングで熱いお湯を確保できるのが便利なところです。しかし電気ケトルといっても、メーカーやサイズにより色々な違いがあり、自分のライフスタイルにあったアイテムを見つけるのは少し大変です。そこで今回は一人暮らしにぴったりの電気ケトルの特徴や違いなどに着目しながらご紹介します。
電気ケトルと電気ポット|一人暮らしにはどちらがおすすめ?
熱湯を必要なタイミングで確保するなら、電気ポットがかねてより利用されてきました。電気ポットの便利なところはいつでも常に熱湯を利用できることです。しかし一人暮らしになると、お湯を利用する機会というのはさほどありません。在宅時の食事などのタイミングで使用するのが大半です。
電気ポットは常時電源に接続することになるので、電気消費が大きくなり光熱費がかかってしまうというデメリットを抱えています。また、誤ってポットをひっくり返して熱湯を浴びてしまうようなリスクも否定できません。したがって一人暮らしでは、電気ケトルを使用するメリットが大きいといえるでしょう。
電気ケトルの素材とそれぞれの特徴
電気ケトルは一言で言うと、熱源に電気を使用したやかんのことです。使用用途は決まっていますが、素材は大別すると、プラスチック・ステンレス・ガラスの3つが代表的です。
プラスチック製
プラスチック素材は軽量なのが特徴でデザイン性に富み、価格帯のバリエーションも色々あるのが特徴といえます。予算や好みのデザインに合わせて商品を選ぶことができますが、反面長期間使用する過程で経年劣化がめだつようになります。使用当初は独特のプラスチック臭が気になることもあるかもしれません。
ステンレス製
ステンレス素材は錆びに強く、衝撃にも強く耐久性に優れているのが特徴です。独自の光沢のある見た目は、スタイリッシュでどのようなキッチンに置いても違和感なく溶け込みます。ただし使用上の注意として熱伝導性が高いことが上げられます。ステンレス素材は短時間でお湯が沸くものの、表面が高温になりやすく、やけどのリスクがあります。
ガラス製
ガラス素材は中身が見えて、デザイン性の高さでは他の素材より優れています。スケルトンな外観はラグジュアリーな雰囲気で、最近ではライト機能が実装されているタイプも登場しています。またお湯に素材のニオイが映ることもなく、つぶさに中身を確認できますが、衝撃に弱くて破損しやすく、表面も熱くなりやすいのがデメリットです。
電気ケトルを選ぶ際の3つのポイント
一人暮らしをはじめるにあたって電気ケトルを選ぶときには、容量・注ぎ口の形状・安全性の3つの着眼点で判断するのがおすすめです。
ポイント1.容量
電気ケトルにはいろいろな容量のタイプが発売されていますが、1.5L以上のものから700ccくらいのものまでまちまちです。大きすぎると時間がかかりますが、小さすぎると必要なお湯を確保できない場合もあります。自分がどのような用途でお湯を使っているかを考えて選びましょう。用途としてカップラーメン程度の分量で十分なら、コンパクトなサイズでも充分です。反対に自炊などにも活用したいときは、余裕をもってサイズを選ぶのがポイントといえます。
ポイント2.注ぎ口
電気ケトルの注ぎ口には、くちばし型と細口型の2種類があります。くちばし型は広い注ぎ口が特徴で傾斜角度により注入する分量を簡単に調整できます。細口タイプはお湯を静かに繊細に注ぐことが出来るのでドリップコーヒー等に最適です。
ポイント3.安全性
最近の電気ケトルではいろいろな安全機能が実装されたタイプも登場しています。空焚き防止や沸騰しても本体が熱くならない二重構造などメーカーにより様々です。自分のライフスタイルを踏まえて、どのような安全機能が最適なのかも電気ケトルを選ぶときのひとつの視点になるはずです。
一人暮らしにおすすめの電気ケトル12選
一人暮らしにぴったりの電気ケトルは各社から、いろいろなアイテムが販売されています。初めての一人暮らしのあなたにとって最適のアイテムが何なのか、各社の工夫やこだわりを把握して決断すれば想定どおりのスペックをもつ電気ケトルに出会えるはずです。そこでここからは、一人暮らしにおすすめの電気ケトルを12個をご紹介したいと思います。
費用を抑えたい方向けの電気ケトル3選
一人暮らしの方は特に、家電にかける費用を抑えたい方も少なくないでしょう。そういった方におすすめの商品です。
おすすめ商品① ヒロ・コーポレーション コンパクトケトル 1.0L
![ヒロ・コーポレーション KTK-300 [コンパクトケトル 1.0L グレー]](https://carolineldavid.com/wp-content/uploads/2021/12/ケトル1-1.jpg)
出典元:https://www.yodobashi.com/product/100000001003077478/
商品名:ヒロ・コーポレーション KTK-300 [コンパクトケトル 1.0L グレー]
こちらの電気ケトルの容量は最大1Lですが、300mlからでも湧かせるので、一人前のカップラーメンを作るときなどにも便利です。お湯が湧くと自動で電源も切れるので吹き零れの心配がないのも魅力的で、価格もお求めやすくなっています。
おすすめ商品② カイホウジャパン 1.5リットル電気ケトル

出典元:https://item.rakuten.co.jp/dragonmap/kh-dk05gr/
商品名:1.5リットル電気ケトル【コードレス】
価格が非常にリーズナブルでありながら1.5Lという大容量が魅力的な電気ケトルです。急な複数の来客にも、タイミングよくお茶を用意できます。
おすすめ商品③ ドリテック 電気ケトル ルイボス 1.0L
![ドリテック DRETEC PO-354WT [電気ケトル ルイボス 1.0L ホワイト]](https://carolineldavid.com/wp-content/uploads/2021/12/ケトル1-3.jpg)
出典元:https://www.yodobashi.com/product/100000001003712250/
商品名:ドリテック DRETEC PO-354WT [電気ケトル ルイボス 1.0L ホワイト]
こちらの商品は、容量が1Lと一人暮らしには汎用性の高い分量で、価格もとてもリーズナブルと言えます。価格と見合ったスペックのバランスの良さから一人暮らしのあらゆるシーンで活躍します。
安全面重視の電気ケトル3選
電気ケトルは便利ですが、使い方によってはリスクを伴うことがあります。例えば水が入っていない状態でお湯を沸かそうとする空焚きは火災の原因になります。そういった危険性を抑えてくれる商品をご紹介します。
おすすめ商品① アイリスオーヤマ 電気ケトル

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07Z5482Y5
商品名:アイリスオーヤマ 電気ケトル ステンレス 1.0L
スイッチひとつで簡単操作、必要なときにすぐに湧くので便利に使える電気ケトルです。間違って空のままスイッチオンしても空焚き防止機能があるので安全に使えます。
おすすめ商品② ティファール パフォーマ ブラック 電気ケトル0.8L

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07G12ZCHX
商品名:ティファール パフォーマ ブラック 電気ケトル0.8L
こちらは、電気ケトルのメーカーティファールが提供する安全性重視のアイテムになります。湯量をコントロールしやすい注ぎ口と、ふたを簡単にはずせるなど使い勝手の良さも魅力です。
おすすめ商品③ MOSH!(モッシュ) 電気ケトル

出典元:https://item.rakuten.co.jp/cocoterior/c-4f-mek1-kettle/
商品名:MOSH!(モッシュ) 電気ケトル アイボリー ブラウン
こちらの電気ケトルは、4段階の温度で調整可能になっており、熱すぎるお湯が苦手という方にもぴったりのアイテムです。最大1時間の保温が可能で、使用しないときのお湯がこぼれない機能や傾斜してもふたが外れないなど安全面にも配慮されています。
保温機能付きの電気ケトル3選
使うたびにお湯を沸かし直すのが手間だ、とお考えの方におすすめの電気ケトルです。仕事中にコーヒーを飲んでおり、淹れるために電気ケトルのお湯を使っている、といったシチュエーションにぴったりです。
おすすめ商品① ティファール ケトル 0.8L

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B06WGQHWVK/
商品名:ティファール ケトル 0.8L アプレシアエージープラスコントロール パールホワイト
こちらの商品は、60度から100度まで7段階の設定の中から、飲み物に合わせた温度を選べます。美味しい温度で最長1時間保温できるので、飲みたいタイミングに対応するのが魅力です。
おすすめ商品② amadana 電気ケトル

出典元:https://www.biccamera.com/bc/item/7735243/
商品名:温度調節機能付 電気ケトル AT-EK11-W
60-95度までの6段階選択と1度単位で調整可能な設定スイッチの二つのモードが用意されている電気ケトルです。飲み物を淹れる温度にこだわりたい方におすすめです。
おすすめ商品③ デロンギ 電気ケトル

出典元:https://www.dinos.co.jp/p/1240400270/
商品名:DeLonghi/デロンギ アイコナ 温度設定機能付き 電気ケトル
こちらは50-100度まで5段階の温度調整モードを実装した電気ケトルです。狙った場所に注ぎたい分量を注げるように注ぎ口のデザインにもこだわられています。
キッチンが華やぐおしゃれな電気ケトル3選
一人暮らしの方の中には、キッチンをおしゃれに見せたい方も少なくないでしょう。そういった家電のデザイン性にもこだわりたい時におすすめな、おしゃれな電気ケトルをご紹介いたします。
おすすめ商品① アイリスオーヤマ ricopa ケトル
![アイリスオーヤマ IRISOHYAMA IKE-R800-WC [ricopa ケトル ホワイトアイボリー]](https://carolineldavid.com/wp-content/uploads/2021/12/ケトル4-1.jpg)
出典元:https://www.yodobashi.com/product/100000001006322937/
商品名:アイリスオーヤマ IRISOHYAMA IKE-R800-WC [ricopa ケトル ホワイトアイボリー]
こちらの商品は、家族や友人との食事を楽しくすることをコンセプトにした、レトロな印象の電気ケトルです。調理中の時間も楽しくするデザイン性の高さが秀逸です。
おすすめ商品② toffy 電気ケトル

出典元:https://wowma.jp/item/492729768
商品名:toffy 電気ケトル 温度計付き電気ケトル おしゃれ コーヒー K-KT3-PA/AW
細長い鶴口状の注ぎ口が目を引くデザインの電気ケトルです。スタイリッシュな見た目だけでなく、空焚き防止機能も実装されているのがポイントです。
おすすめ商品③ Latuna 電気ケトル

出典元:https://www.qoo10.jp/gmkt.inc/goods/goods.aspx?goodscode=957011096
商品名:電気ケトル ガラス 【LEDライト付き】
こちらの電気ケトルは、スケルトンデザインで中身が見えるデザイン性の高さが人気の理由といえます。どのようなキッチンとも違和感なく溶け込み洗練された印象を与える電気ケトルの逸品です。
まとめ
一人暮らしにおすすめの電気ケトルについて、特性やメリットを確認しながら各社のアイテムをご紹介してきました。電気ケトルひとつをとっても、機能面やデザイン・サイズなどの組み合わせで多彩な顔ぶれが揃っています。自分のライフスタイルを振り返って、どれを使用すればメリットを最大限享受できるかを考えて購入することをおすすめします。